丸い蜂の巣はスズメバチ!巣の種類の見分け方は形がポイントです

「蜂の巣を見つけたけどもしスズメバチだったら怖い…」
「巣の種類の見分け方が知りたい」

見つけた蜂の巣が危険なスズメバチだったらと思うと心配ですよね。

蜂の種類は、巣の形を見ればカンタンに見分けられます。なぜなら蜂によって巣の形がまったく違うからです。

この記事では、蜂の巣の見分け方をハチ駆除のプロが解説していきます。

 
画像付きで解説しますので、巣の種類を一緒に確認していきましょう!
 

蜂の巣の種類の見分け方は形がポイント!

蜂の巣の種類の見分け方は、巣の形をチェックするのがポイントです。

なぜなら住宅街に現れる「スズメバチ」「アシナガバチ」「ミツバチ」は、巣の形がバラバラだからです。それぞれ以下のような特徴があります。

蜂の種類
スズメバチボールのような球状
アシナガバチシャワーヘッドのような形
ミツバチ平らな板が連なる

 

 
同じ蜂なのに種類によって全然違うんですね…!
 
 
そうなんです!そのため蜂の巣を見分ける時はまず形をチェックされてみてくださいね。
 

蜂の巣の種類別の特徴と見分け方

蜂の種類によって、形だけでなく大きさや巣を作る場所にも違いがあります。

蜂の巣を見分けるために、ここからは「スズメバチ」「アシナガバチ」「ミツバチ」の巣の特徴を具体的にご紹介させていただきます。

丸いマーブル模様のスズメバチの巣

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スズメバチの巣はマーブル模様をした丸いボールのような形が特徴です。詳しい特徴は以下の通りです。

スズメバチの巣の特徴
球状もしくは釣鐘型・初期はフラスコ型
蜂の部屋マーブル模様の殻に覆われて見えない
大きさ(最大)直径40~80センチ
蜂の数(最大)500~1,000匹
営巣場所屋根裏 庭木 土の中など


スズメバチの巣は夏~秋になると直径40~80センチにまで成長し、蜂の数も最大1,000匹ほどに増えてしまいます。

 
スズメバチの巣を見つけたらどうすればいいでしょうか?
 
 
スズメバチは毒性が強く、年間で20名ほどの方が亡くなられるほどキケンな蜂です。マーブル模様の丸い巣を見つけたら自分で駆除しようとはせず、プロに相談をオススメします。
 

スズメバチの危険性や駆除方法について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

スズメバチを自分で駆除するのは危険?駆除できる条件と注意点をプロが徹底解説!

オオスズメバチは例外?!土の中に巣を作る

スズメバチの中には土の中に巣を作るオオスズメバチという蜂がいます。

女王蜂の体長は5,5cm。昆虫の中でもトップクラスの毒性と高い攻撃性を持つ恐ろしい蜂です。

土の中や洞の中などに巣を作ることが多く、蜂の巣が見えません。

もし土の中に蜂が出入りする様子が見られた時は、すぐに蜂の巣駆除業者に駆除の相談をオススメします。

シャワーヘッド型のアシナガバチの巣

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アシナガバチの巣はシャワーヘッドのような形が特徴です。

アシナガバチの巣の特徴
シャワーヘッドのような形
蜂の部屋巣穴がむき出し
大きさ(最大)直径15センチ
蜂の数(最大)100匹前後
営巣場所軒下、庭木など開放的な場所


アシナガバチは毒針を持っていて、刺されるとひどい痛みと腫れを引き起こします。

 
おとなしい性格といわれていますが、アシナガバチにうっかり近づいて刺されてしまうケースは珍しくありません…!
 

シャワーヘッド型の巣を見つけたら蜂に近付かないようにし、早めに駆除の検討をオススメします。

平らな板が連なるミツバチの巣

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ミツバチの巣は平らな板状で、きれいな六角形の部屋がつながっているハニカム構造になっています。

ミツバチの巣の特徴
平らな板が連なる
蜂の部屋規則的な六角形の育房
大きさ(最大)1メートル
蜂の数(最大)数万匹
営巣場所屋根裏、床下など閉鎖空間


ミツバチの毒性は弱いものの、一度刺されると周囲のミツバチに一斉に襲われることがあることがあり油断はできません。

また家の屋根裏に巣が作られた時のトラブルとして、はちみつによる被害があります。

ミツバチが作ったはちみつは巣からこぼれだし、屋根裏の床や壁を侵食していきます。さらにそのはちみつ目当てにアリやゴキブリなどが集まってきてしまいます。

 
天井からぽたぽたとはちみつが落ちてきて初めて屋根裏にある巣に気付いた…なんてこともあるんですよ!
 
 
はちみつなのに全く嬉しくないです…
 

平らな形をした形の巣と大量の蜂を見つけたら、はちみつなどによる二次被害にご注意ください。

木材の穴を巣にする蜂も!わからなければ専門家に相談を

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住宅街に現れる蜂の多くはスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチのいずれかですが、どの巣の特徴にも当てはまらない巣を作られることがあります。

日本には4,000種類以上の蜂が生息していて、普段は住宅街で見かけない蜂が巣を作ることもあるからです。

たまに見かける蜂にはとっくりのような形の巣のトックリバチや、泥の塊のような巣を作るドロバチなどがいます。

 
他にもクマバチという蜂は木造住宅の木材に深い穴を開けて巣にしてしまいます。建物がボロボロになるためとてもやっかいなんです。
 

「スズメバチ以外なら安心!」と思っていると思わぬ被害が起きる可能性があります。蜂の種類がわからない場合は専門家に相談されてみてくださいね。

蜂の巣の種類を見分ける時は形で判断しよう

蜂の巣の種類を判断する時は形で見分けるのがオススメです。以下の特徴で見分けてみてください。

スズメバチ…球状の形で表面はマーブル模様
アシナガバチ…シャワーヘッドのような形
ミツバチ…平らな板が重なったような形

ただ、いずれの蜂の場合でも多かれ少なかれ毒を持つキケンな蜂です。

 
もし蜂の巣を見つけた場合は早めに蜂の巣駆除の検討をオススメします。
 

弊社蜂のトラブル救助隊は茨城県で蜂の巣駆除を行っております。

どんな蜂でもすぐに現地に伺い駆除させていただきますので、「蜂の種類がよくわからない…」という方も安心してご相談いただければと思います。

 

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